満徳寺　本尊様・お徳について

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「金剛界　大日如来」　真言宗では多くの仏様を本尊様として信仰いたします。その多くの仏様は、それぞれ独特の御誓願と加持力、言い変えますと私たちを救済するところのお誓いと慈悲のお力をもって導き救って下さるのです。　大日如来は真言宗の総本尊であり、根本仏とされています。本当のお名前は「マカビルシャナ仏」といいます。「マカ」は大いなるという意味で「ビルシャナ」は遍照金剛という意味で、すべてのものを照らす（遍照）仏のいのち（金剛）ということから大日如来とお呼びしているのです。　大日如来の御誓願は密厳仏国という浄土（私たちが仏様の心と姿でくらす世界）をつくることです。そのおおもととなる「いのちの力」は、すべて大日如来のいのちより出で育くまれているという宇宙の力強い生成と流転を続けているのです。　満徳寺はその大日如来を御本尊として建立されました。
	この図柄は、金剛界大日如来を表すものです。月・蓮華・五鈷杵（ごこしょ）で強い生命力と知恵の働きを意味します。静かに心に描くようにイメージしてください。安らぎと活力を得られます。
	満徳寺定紋月之竪五鈷不二紋　（つきのたてごこふにのもん）

１、除闇遍明	悩みと苦しみを照破すること
２、能成衆務	慈悲の広大なることは、いつも生きとし生けるものを育み続ける生命のみ親であること
３、光無生滅	知恵の光明はあたかも太陽の光線が昼夜の別なく常に輝いていること
というような３つのお徳で説明されています。つまりそれは、この世を隅なく照らして闇を除き、すべてのものを育てて働かしめる永遠不滅の光、つまり太陽のようなお徳を持っているということです。満徳寺の徳は一礼満徳の徳満徳寺の本尊様　金剛界　大日如来は一礼満徳（いちらい　まんとく）の知恵の光です。参拝に来られた方や心を向けて祈願なされる方に応じて必要な功徳を授けて下さいます。